***** ローマ ・ パリ ・ ロンドン の10日間 *****


< ロンドン >


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セントアーミンズ・ホテル

とうとう帰国の日がやってきた。ヨーロッパ最初の 訪問地ローマの初日と同じで今日も大変よい天気だ 初めての海外旅行は朝から夜まで内容の充実した旅 行をする事ができた。ちょっと高くはなるがツアー での参加の良いところだろう。ヨーロッパ最後の日 を少しでも楽しもうといつもより早く起きてスーツ ケースを整理した。日本を出発したときとはそんな に変ってない。即席ラーメンが減ったぐらいだ。


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ビッグ・ベン

ロンドンでのホテルは由緒あるヨーロッパ調のホテ ルで場所もバッキンガム宮殿、ウエストミンスター 寺院、ビッグベン等が近くにあり大変気に入ったホ テルであった。ローマのホテルもパリの超高層ホテ ルもみな充分満足する所であった。ホテルの前で写 真を撮った後、早速あるいて7分ぐらいの所にある ビッグ・べンを見に行った。ビッグ・ベンは時計塔 の愛称であり、国会議事堂の一部である。15分ご との鐘の音は、思っていた以上に大きく聞こえるが その音は大変ここちよく聞こえてくるのだ。


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地下鉄車内

ビッグ・ベンを見た後はピカデリー・サーカスへ行く 事にした。もう何度も行った所だが何故か足が向いて しまう。東京や大阪の繁華街の雰囲気とそんなに変わ りがなく、すんなりと入っていけるからだろうか。地 下鉄を利用して行くのだが地下鉄の車内で日本の地下 鉄とは明らかに違うところがある。吊り輪だ。日本で は吊り輪というのだがここでは吊り玉と言ったほうが よいだろう。手の平に納まる程の大きさの黒い玉がぶ ら下がっているのだ。


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スティービィー・ワンダー

所変われば品変わるとは言うが見知らぬ土地で旅 行雑誌にも載っていないような発見があると旅行 の楽しみも倍増する。些細な事であってもだ。と ころでロンドンの地下鉄だが世界で一番最初にで きた地下鉄とのこと。つまり一番古い歴史のある 地下鉄と言う事だ。しかも一番深いところを走る 地下鉄らしい。その地下鉄を利用してやってきた のがピカデリー・サーカス。駅前にあるロック・ サーカスの蝋人形館へ直行した。


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サイモン&ガーファンクル

ロンドンそごう店の前にある蝋人形館のロック サーカスは今、ロンドンの若者達に大変人気が あるようでチケット売り場には多くの若者達が 列をつくっていた。旅の恥じはかき捨ての精神 でその列に加わった。建物の上層部に蝋人形館 があり、受付けでヘッドホンを手渡される。蝋 人形の前にいくとヘッドホンより歌手の歌が流 れて来るしくみである。歌を聞きたい人もそう でない人も快く楽しむ事ができる。


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マイケル・ジャクソン

蝋人形館に入ってすぐ人気歌手の蝋人形と並んで 記念写真を撮ってくれる。蝋人形館の出口ではそ の写真が出来上がっており、気に入ったら購入す るしくみだ。自分の顔をみるのがしのびなく購入 はやめた。蝋人形は本当によくできており、イギ リスの生んだ大スターのビートルズやマドンナ、 マイケル・ジャクソン等人気歌手が並んでいる。 歩きつかれて近くの椅子に腰掛けたのだが隣の若 者が身動きもしない。顔を覗き込むと蝋人形だった。


次のページでとうとうヨーロッパ旅行記の完結です

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