ＬＩＤＯ シャンゼリゼ通りを凱旋門に向かって右側の歩道を 歩いているとやがて”ＬＩＤＯ”という有名なキャ バレーが見えてきた。ここはモンマルトルのムーラ ンルージュと並んで有名なところでナイト・ツアー には欠かせない名所だそうだ。この日もおしゃれな 若者たちが列をつくっていた。一昔前の日本のキャ バーレーのイメージとは全く違った世界である。

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凱旋門 ”ＬＩＤＯ”付近はシャンゼリゼ通りのほぼ中央あ たりでこの辺までくると、凱旋門もはっきりと見る ことが出来る。パリの人々は車でも歩道からでもこ の凱旋門をみながら生活を営んでいるのだ。朝の出 勤時、学校の帰り、そしてショッピングにと何をす るにも凱旋門の姿がそこにあるのだ。それぐらいこ のシャンゼリゼ通りに凱旋門がとけこんでいる。 パリに来てはじめて知った。

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街角のカフェ・テラス ”ＬＩＤＯ”の近くにもパリのあちこちで見かけ るカフェ・テラスがあり夜９時を過ぎているとい うのに多くの人達が夜のひとときを楽しんでいる。 日本のようににぎやかな感じは全くない。物静か でそれぞれの時をそれぞれの想いで過ごしている。 老人も多いのに気がついた。日本で言われるよう な孤独な老人というイメージではないのだ。１人 であっても孤独ではない。１人の時を楽しんでい るのだ。それに気づかない日本人は悲しい。

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ＭＥＴＲＯ シャンゼリゼ通りの中央付近には地下鉄の駅 があり、非常に便利である。パリの市街には現在 １３路線、３００程の地下鉄の駅があり朝５時か ら深夜１時１５分ごろまで運行されているそうだ。 パリの地下鉄の駅は日本とは違って非常にシンプ ルでおしゃれでスマートな感じがした。今振り返 ってみるとごみらしい物はなにも落ちてなかった ように思う。パリの隅々までがパリらしいのだ。

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凱旋門 とうとう凱旋門の前までやってきた。近くで見る凱旋門は照 明があてられ非常にきれいだ。ここはシャルル・ド・ゴール ・エトワール広場といい半径１２０ｍの円形広場となってい る。真中に凱旋門がありそこを中心にシャンゼリゼ通りなど １２本の大通りが放射線状にのびている。ここでしばらく楽 しんだ後、地下鉄でホテルへと向かった。

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